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木越先生6月の福岡レッスン

梅雨入りしてもしばらく爽やかなお天気が続いていましたが、そろそろ本気になるつもりかな?

湿度が上がって来ました。

木越先生が先週末からお越しになり、今日帰京されました。

私の最近の課題はバッハの無伴奏チェロ組曲第2番で、プレリュードはみっちりと、アルマンド以降はざっとボーイング等のアドバイスをいただいて次回への宿題に。

2番は、1番が自然や天然の有りようを描いているようなのに対して、ぐっと人間に近づいた、人生の道程を表したような曲です。和音が一つ一つ、上っては降りるを繰り返して、その中で哀しみや困難や絶望や、ふとした希望などそんな姿を持っていて、それを表現する鍵が音程でした。

チェロは倍音がよく響く楽器なのですが、その響くところは低い音程で響くので、それを頼りにしすぎるととても残念な音程になってしまいます。今回のレッスンではDとFで指摘を頂きましたが、Fに至ってはそんなに高いところまで持ち上げるのか!と思わず感心してしまいました。(といってもチューナーで言えば目盛り1つくらいなのですが)

でも確かにその音程なら説得力があるのです。

今月の木越先生とはわくわくする話題もあって、来年の2月に木越門下生たちと上田さとこチェロ教室とで発表会をすることになりました!発表会の締めくくりにカザルス作曲の「Sardana」を弾こうじゃないかという話が出ており、個人的にはそれが一番楽しみです。

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