

弦を変える
弦はドミナントを張っていると、以前にこのブログに書きましたが、このたび変えました! ガットのパッシオーネ。 下の2本はパッシオーネを使っていた時期もありましたが、今回は4本とも揃えました。 突然変えたわけは、楽器の調整をお願いしたマエストロMさんの提案で、私の楽器にはドミナントは合わないよと言われたからでした。 確かに、高い倍音がチャリチャリ目立って、パワーのない状態でしたから。ただ、そのチャリチャリいうのを音程を取る時の頼りにしていたのと、テンションが低くて手に優しかったんです。 しかし、なんのために東京まで出かけてマエストロに調整をお願いするのかと言ったら、こんな私の楽器でもベストの状態にして欲しいからで、その彼が言うのだから四の五の言わず素直に従うべきですよね。 さて、全く性質の違う弦になったことで私の耳がパニックになりました。 今までよほど高い方の倍音ばかり聴いていたのでしょう。4本のバランスがおかしくなったような気がしました。下の2本はパワーアップしましたが、その反面、上の2本が凹んでしまったような。 これには焦ってしまって、再調整を頼


法華院温泉山荘
毎年11月第2土曜日には『初冠雪コンサート』というタイトルで、法華院温泉山荘でカルテットの演奏会をしています。今年で10年目でした。 私は山登りをしないので知らなかったのですが、法華院温泉山荘は全国の山小屋の中でもトップクラスの快適な山小屋なんです。まず、水洗トイレがあること。便座だって暖かいんです。それから、温泉がある事。山を登って来て、温泉で体を温めたり汗を流せるなんていいですよね。 そしてなにより食事が素晴らしい事!標高1300mの山の上とは思えないくらい多彩な食材と手の込んだ献立で、本当に感激します。 こんな、山好きなら誰もが羨ましがる山小屋に3泊合宿して演奏会に臨みます。 今年のメンバーはチェロの私以外がらっと入れ替わり、お互いほぼ初顔合わせのメンバーで、現地入りして初めて音を出し合いました。 例年通り木曜日から山に入り、多少プログラムの組み替えをしながら全部で4回の演奏会をしました。 メインは「初冠雪コンサート」で、いつも前半にクラシック曲、休憩あとの後半にポピュラーな曲をたくさん弾きます。 今年のプログラムはー ハイドン作曲・弦楽四