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初冠雪コンサート・2018

今年も大分県の九重の山、法華院温泉山荘の初冠雪コンサートを行ってきました。

去年にも増して気温が高く到着した日から夏日が連続で、標高1300mの山小屋でも昼間は半袖で十分でした。(やまなみハイウェイの最高地点、牧ノ戸峠付近でも気温25度!)例年ですと私たちのコンサートの翌週くらいに初雪が降っていましたが、今や初冠雪からどんどんかけ離れていっています。

まずはメンバーが全員揃う前に、九重”夢”大吊り橋に行ってみました。紅葉はまだ楽しめるくらいに残っていましたが、晩秋なのに半袖で紅葉を愛でるとは妙な感じです。

さて木曜日に全員が揃ったので土曜日のコンサートのために曲決めと練習開始です。

ドヴォルザークの「アメリカ」はあらかじめ決めてあったので、それ以外の曲を持ち寄った楽譜からプログラムを組み立てます。

前半がクラシック、休憩を挟んで後半がポピュラープログラム。

東京から来てくれたビオラのリエさんがチェコのドヴォルザーク博物館で買い求められたという「2つのワルツ」が可愛らしい曲だったのとドヴォルザークで繋がったので即採用されました。

後半はいくつかの取捨選択の結果、

・小さな木の実〜秋のうたメドレー(小さい秋みつけた、もみじ、里の秋)

・イエスタデイ(ちょっと唐突感ありましたがPマッカートニー来日記念とするとすんなり収まりました)

・アンダーソン作曲「忘れられし夢」と「タイプライター」

・スウィングジャズメドレー(シングシングシング、A列車で行こう、インザムード)

・ボア作曲「マックモーツァルトのアイネ・クライネ・ブリヒト・ムーンリヒト・ニヒト・ムジーク」(曲の最後に蛍の光が入っているので締めの曲にぴったり)

アンコールに「シャル・ウィ・ダンス?」

というセットアップに決定しました。

土曜日も朝からとてもいい天気で、予想された通り山小屋は泊りのお客様で満員でした。

登山して温泉に入ってお食事も済んで、すぐにでもお布団に潜り込みたい気分なはずなのに、100名近いお客様が食堂に残ってコンサートを楽しんでくださいました。

今年は11年目。これまではコンサートのリピーターは1%くらいだなと思っていたら、前日のリハーサルの方を楽しみに狙ってきたとおっしゃる方や、過去に何度か聴いたよとおっしゃる方などがいらして、法華院温泉山荘の11月の名物になれたのかなという気がします。

法華院温泉山荘のたくさんの魅力の中の一つに満天の星空があります。

今年は綺麗に夜空が晴れたので天の川が見えました!前出のビオリストはフォトグラファーでもあるので素晴らしい写真をたくさん撮られていて、このブログ用に星空の写真を1枚貸してくださいました。すごい星たちでしょう!

撮影・大芝里枝

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